株式会社TRIADが、京都に保有する“アートコレクターの住まい”をコンセプトにしたnode hotel (ノードホテル / 所在地:京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461)の1階ギャラリースペースにて、2025年12月7日(日)〜2026年1月11日(日)の期間ネルソン・ホー(Nelson Hor)個展「心の灯りが続きますように」を開催します。
ネルソン・ホー(Nelson Hor)は、多摩美術大学で日本画を学んだのち、岩絵具、陶芸作品、写真、インスタレーションといった多彩なマテリアルを自在に往還しながら、LGBTQやメンタルヘルスといった現代社会の根源的な課題に向き合い、繊細かつ詩的な表現を生み出してきました。 本展覧会では、2024年に発表された〝子どもの目から見たクリスマス〟をテーマとした作品を展示します。
*2026年明けには、新年をイメージして本展に向けて書き下ろされた新作に数点展示替え予定
私が好きなクリスマスの言葉に「子どもたちの目にクリスマスの喜びを見いだし、子どもたちの心にクリスマスの意味を見いだす」というものがあります。それぞれの家庭には独自のクリスマスの伝統があり、私の家ではクリスマス・イブに両親と絵本を読むことが定番でした。マレーシアで育った私にとって、ホワイトクリスマスを祝うことは一般的ではありませんでしたが、何度も何度も絵本を読み返して、雪のワンダーランドにいる自分をよく想像しました。「子どもの目から見たクリスマス」は、あの時の幸せな記憶を呼び覚まし、絵本が小さい頃の私たちにもたらしたクリスマスの魔法を思い出したいと思います。私たちが子どもの頃に抱いたクリスマスへの期待感と純粋な幸福感を、来場者のみなさまに思い出してもらえたらと思います。
ネルソン・ホー

ネルソン・ホー(Nelson Hor)について
1998年マレーシア、ベナン生まれ。現在は東京を拠点に制作。和紙に岩絵具で描かれる繊細な絵画作品や、陶芸作品、インスタレーション、写真を通じて、幼少期から現在に至るまでのクィアとしての経験や宗教との葛藤、記憶と癒やしのプロセスをテーマに制作を続けている。マテリアルに対する細やかなまなざしと、東アジアの絵画・工芸の技法を取り込みながら展開される作品は、メンタルヘルス、ジェンダーやセクシュアリティをめぐる個人的な物語と、普遍的な「生の不安/希望」を静かに繋ぎ合わせる。

展覧会オリジナルグッズ、node hotel restaurantコラボドリンクの提供
関西では初となるネルソン・ホーの個展を記念して、展覧会オリジナルグッズをnode hotel限定で発売があります。展覧会期間中は、ギャラリー空間と併設のnode hotel restaurantでは、展覧会に合わせた期間限定のドリンクも販売予定。展示と合わせてお楽しみいただけます。

12月7日(日) 作家在廊、レセプション開催(予定)
展覧会初日の12月7日(日)16 :00-19 :00に、レセプションを開催。作家も在廊予定です。
展覧会概要
日時 : 2025年12月7日(日)〜2026年1月11日(日)
時間:11:00-17:00 ※会期中無休
会場 : node hotel 1階 京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461
主催 : 株式会社CANATA
企画:株式会社Hatch
入場料 :無料
本展に関する問い合わせ先:contact@kaichixart.com
U R L : https://nodehotel.com
※諸事情により内容が変更になる場合がございます。ご来場前にホテルの公式サイトにて最新情報をご確認ください。
node hotelについて

京都の中心部である京都四条烏丸エリアに位置する「node hotel」は、暮らしの中でアートを身近に感じられる、アートコレクターの住まいのようなホテルとして非日常の贅沢ではなく、理想の暮らしを体験する場所として 2019 年に誕生しました。シンプルな佇まいの中にアートが調和し、オーセンティックな家具や装飾品が洗練された空間を演出しています。全 25 室のホテル内には現在、ピエール=マリ・ブリッソン、ティファニー・ブエル、田中健太郎、森山大道、石場文子など国内外で活躍するアーティストの作品が飾られています。

