【神戸建築祭2026|5月8日(金)〜10日(日)】<br>過去最多の新規建築が参加、公開エリアも拡大<br>パスポート販売、ガイドツアー受付がスタート!

【神戸建築祭2026|5月8日(金)〜10日(日)】
過去最多の新規建築が参加、公開エリアも拡大
パスポート販売、ガイドツアー受付がスタート!

神戸に現存する建築を一斉公開するイベント「神戸建築祭」(2026年5月8日(金)~5月10日(日))のパスポート販売およびガイドツアーの抽選受付が、3月12日よりスタートしました。

開催に先駆け、神戸建築祭の公式WEBサイトを公開し、参加建築およびプログラムも発表。

2024年開催時には、来場者数延べ23,287人、パスポート発行枚数2,403枚を記録。建築や歴史の専門家によるガイドツアーが一部即時完売となるなど、大きな反響を集め、神戸の建築文化に触れる新たな機会として注目を集めています。

近年、地域の文化資源を再発見する新たな動きとして、近現代建築や歴史的建築を期間限定で公開する「建築祭」が全国各地で開催される中、本イベ ントもその一環として文化庁の後押しを受けており、港町・神戸に今も残る歴史的・文化的価値を持つ建築を一般公開し、その魅力と意義を広く伝える建築公開イベントとなっています。

開港以来、国際都市として発展してきた神戸には、旧居留地の洋館や港湾施設、異人館、教会建築など、多様な文化を映す建築が街の中に今も数多く残っています。一方で、その価値が十分に知られないまま失われつつある建築も少なくありません。こうした神戸のまちの財産を多くの人に知ってもらい、未来へ受け継いでいくことを目的に、神戸建築祭は2023年にスタートしました。2025年には名称を「神戸建築祭」に改め、2026年の開催では、新規参加建築数の増加や公開エリアの拡大など、これまで以上にスケールアップ。

◼︎神戸建築祭2026年の注目ポイント

1)モダン建築の枠を越えて、多彩な建築がラインナップ

神戸のまちを形づくってきたドボク分野や近代を象徴する建物など、時代やジャンルを越えて神戸を彩る多様な建築が新規公開として加わります。

2)公開エリアを拡大、西へ東へ広がる建築祭

北野・山手、三宮・元町・港湾、湊川・兵庫に加え、今年は灘、東灘が新たに参加。さらにガイドツアーでは、西は舞子・塩屋、東は宝塚、芦屋、西宮へと広がります。

3)新規参加建築数が過去最多

開催3度目となる今年は、参加建築68件のうち新規参加建築が24件と、新たな建築の参加が広がり、これまで以上に多彩な顔触れで開催します。

◼︎多彩なプログラムがラインナップ

◎パスポート公開

パスポートを提示することで、公開建築を予約不要で自由に見学できます。建築の専門家によるオーディオガイド付きで、建築の魅力をより深く楽しめます。なお、2026年4月30日23:59までの購入で各200円引きとなる早割を実施。参加費の一部は、建築の維持・活用に役立てられます。

※施設により見学可能日時が異なります。

◎ガイドツアー

該当建築のオーナーや管理者、建築をはじめ各分野の専門家など建築に携わるガイドの案内による多彩なツアーを開催。

※事前の申し込みが必要です。

◎連携企画(各種企画・イベント)

パスポートを購入・提示することで、提携施設での割引やプレゼントなど、特典を受けることができたり、各種イベントに参加できます。

*参加建築数や公開建築、ガイドツアー等は2026年3月12日時点の情報です

◼︎見どころ紹介

旧加藤海運本社ビル:パスポート対象建築

神戸を拠点とする老舗海運会社・加藤海運株式会社の昭和初期に建てられた本社ビルで、港町神戸の経済と海運の発展を背景に、その存在感を示してきました。神戸港にほど近い立地にあり、港町神戸ならではのロケーションを感じることができます。現在も一部倉庫として使用されており、近代港湾都市・神戸の歴史を今に伝える貴重な存在です。また、映画『アルキメデスの大戦』などのロケ地としても使用されています。今回が建築祭への初参加、一般見学者への公開も初となる貴重な建築です。

神戸女学院:クラファン限定スペシャルツアー

ヴォーリズ設計による神戸女学院の校舎群は、ヴォーリズの代表的な建築であり、第二次世界大戦と阪神淡路大震災という二つの大禍をくぐり抜けて、ほぼオリジナルな原型を保ちながら、今なお神戸女学院の教育のための器として、大切に使用されています。2014年には重要文化に指定されており、神戸女学院のキャンパスのほぼ全体(ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計によるオリジナル建築物の全て)が、指定の対象建築となっています。去年のクラファンでも一番人気で完売したツアーです。

帝国信栄本社ビル:パスポート対象建築

昭和初期に建てられた、鉄筋コンクリート造2階建ての商業ビル。三ノ宮駅北側の市街地に位置し、建築家・清水英二の設計による建築です。歴史的価値が評価され、国の登録有形文化財にも指定されています。今回、建築祭への初参加で、特別に1階部分をパスポート公開。1階営業室の柱には、変形したイオニア式の柱頭飾りが施されており、装飾のディテールを間近でご覧いただけます。昭和初期のモダン建築ならではの意匠や空間の魅力を体感できる貴重な機会です。

神戸市立博物館:パスポート対象建築・連携企画

京町筋に面して建つ「神戸市立博物館」は、昭和10年(1935)に竣工した旧横浜正金銀行(現・三菱UFJ銀行)神戸支店ビルを活用した建築で、設計を手がけた桜井小太郎が引退前に手がけた最後の作品であり、神戸における最後の本格的な様式主義建築ともいわれています。重厚で端正な外観は、当時の都市景観を今に伝える貴重な存在です。今回は、普段は公開していない館内のらせん階段を特別公開します。

神戸市立御影公会堂:パスポート対象建築

1933(昭和8)年に竣工した「御影公会堂」は白鶴酒造7代目社長・嘉納治兵衛氏の寄付により建設され、設計は清水栄二が手がけました。B1に食堂があり、「レトロ映え」「昭和にタイムスリップしたようだ」とSNSでも話題となっています。震災を乗り越え、修復・保存されながら現在も活用されている歴史的建築を今回は特別にホールおよび一室をパスポート公開

湊川隧道:パスポート対象建築・ガイドツアー

1901(明治34)年に竣工した日本初の近代的河川トンネル「湊川隧道」。かつて世界最大規模を誇った、明治期の神戸を象徴する近代化産業遺産で、国の登録有形文化財にも指定されています。前回はガイドツアーとして公開しましたが、今回はガイドツアーに加えパスポート公開も実施。ガイドツアー・パスポート公開どちらからでも、思い思いのスタイルでお楽しみいただけます。

神戸という街の記憶や魅力を、建築を通して体感できる貴重な機会です。普段は立ち入ることのできない建物や非公開エリアの特別公開もこのイベントならでは。ぜひ足を運んでみてください。

公式サイト:https://kobe.kenchikusai.jp/

SNS:Instagram▶︎https://www.instagram.com/kobe_kenchiku/

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